自動車板金・塗装用語集②

修理の前に知っておきたい用語②

板金塗装には、たくさんの専門用語が存在します。知っていると、ご自身の車のこと、修理のことがもっとよく理解できるはず。ここでは、そのほんの一部をご紹介します。

自動車板金・塗装用語集

ポリッシャー

塗膜を磨いて、ツヤを出すための回転式の機械。バフを回転させ、コンパウンドを使用することでペーパー目などを消します。バフにはウールやスポンジなどがあり、コンパウンドの粒の大きさに合わせて変えることで、段階的にツヤを出します。

オレンジピール(ゆず肌)

塗膜表面がオレンジの皮のように凹凸の激しい肌に仕上ってしまうこと。シンナーの種類や量、塗装方法で解決することができます。

サフェーサー

塗装の下地となる塗料のこと。上塗りする塗料の発色を良くしたり、しっかりと定着させたりする効果があります。また、ペーパーで磨いたときの凹凸を発見しやすくしたり、塗装面をなめらかにしたりする効果もあり、塗装の際には欠かせません。

サンドペーパー

塗膜や素材を研ぐための紙ヤスリ。砂状の砥石が表面についており、数種類の番手が存在します(番手の数が大きくなるほど粒子が細かくなります)。水を使わないで使用する「から研ぎ用」と、水を使いながら使用する「水研ぎ用」があります。

マスキング

塗装しないところに塗料が付着しないよう、専用の紙テープや大判の専用ペーパーを使用して覆うこと。