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2024.12.31

車のバンパーはどの部分?役割や修理・交換できる場所を解説!

目 次

バンパーは、外見上の美しさを保つだけでなく、車に乗る人の安全を守る重要な役割を果たしています。そのため、ひび割れやへこみ、擦り傷といった損傷があると、修理が必要かどうか気になる人も多いでしょう。

この記事では、バンパーの概要に加えて、自力で修理できるかどうか、その判断にあたって見るべきポイントについて解説します。修理や交換を依頼できる場所についても解説しますので、参考にしてください。

バンパーは車のどの部分?

バンパーは、自動車の前後に取り付けられている重要な外装部品です。フロントバンパーはヘッドライトやグリルの下に位置し、車の正面を覆うように設計されています。一部の車種では、スポイラーやフォグランプと一体化したデザインがあるのも特長のひとつです。

一方、リアバンパーはテールランプやトランクの下に配置されています。フロントバンパーのように、近年ではデザイン性も重視され、車全体の外観に調和する形状が求められています。

バンパーの位置や形状は、車種によって微妙に異なるため、外観を確認すれば特徴を簡単に見分けることが可能です。

バンパーの役割

バンパーは、自動車の前後に設置され、衝突時の衝撃を緩和するための重要なパーツです。軽微な接触や追突の際にエネルギーを吸収し、エンジンや車両本体への損傷を抑える役割を果たします。

また、乗員の安全性を向上させるとともに、歩行者が受ける衝撃を軽減する仕組みも兼ね備えているのが特徴です。近年では、従来のスチール製から柔軟性のある素材へと進化し、より高い衝撃吸収能力が実現されています。

しかし、バンパーはあくまで軽度な衝撃を想定して設計されているパーツです。そのため、大規模な衝突への対応力が限られている点は留意しておく必要があります。

バンパーに使われている素材の違い

バンパーに使われている主な素材は、以下のとおりです。

● 金属製バンパー
● 樹脂製バンパー

現在、より広く利用されているのは、樹脂製バンパーです。各素材の違いに加えて、樹脂製バンパーが主流になった経緯もあわせて解説します。

金属製バンパー

金属製バンパーは、高い耐久性と頑丈さを特徴としています。軽度の衝突では簡単に破損しないため、長期間使用できるのが利点です。

また、変形した場合でも修復が容易であるため、メンテナンスコストの面でも有利です。ただし、堅牢さがかえって衝撃を吸収しにくく、歩行者に怪我を負わせるリスクがある点も否定できません。

そのため、過去には主流だった金属製バンパーですが、衝撃吸収材を併用しても安全性が十分とはいえないことから、次第に採用が減少しました。しかし、割れづらく、修復後も再利用しやすい点は樹脂製にはないメリットです。

こうした特徴から、特定の用途では依然として選ばれることは少なくありません。金属製バンパーは、優れた耐久性を求める一方、歩行者保護や衝撃緩和性能が課題となっています。

樹脂製バンパー

樹脂製バンパーは、軽量で柔軟性に優れているのが特長です。金属製と比較すると衝撃を受けた際にひび割れが発生しやすいものの、柔らかな特性により変形後も元の形状に戻しやすい利点があります。

このような性質のおかげで、小規模な損傷であれば塗装のみで修復が可能なケースも多いです。コスト面での負担を抑えられる点も評価されています。

現在、主にポリプロピレンを材料とした樹脂パーツが使用されており、成形のしやすさも大きな強みといえるでしょう。柔軟性が高いため、軽い衝撃を受けた場合でもエネルギーを吸収し、車両や乗員へのダメージを軽減することが可能です。

ただし、金属製と比べると耐久性には劣るため、割れや破損のリスクがある点には注意しなければなりません。樹脂製バンパーは、軽さと柔軟性から現代の車両において標準的な選択肢となっています。

樹脂製バンパーが主流になった経緯

かつて、車両のバンパーには主に金属が使用されていました。しかし、1990年代以降、樹脂製バンパーの普及が進み、現在ではほとんどの車で採用されています。こうした変化の背景には、樹脂製バンパーに以下3つの利点があるためです。

● デザイン性
● 軽量化
● 安全性

樹脂は金属に比べて柔らかく、自由な形状に加工しやすい特徴があります。そのため、車全体のスタイリッシュな外観を実現する要素として重視されるようになりました。

また、軽量であることから車両の燃費性能の向上にも寄与しています。さらに、樹脂の柔軟性により衝突時の衝撃が吸収されやすくなったため、乗員や歩行者の安全性が向上しました。

国土交通省の保安基準でも衝撃を吸収する性能が求められており、こうした規制の影響も樹脂製バンパーの普及に拍車をかけています。上記の理由から、樹脂製バンパーは現代の車両において標準的な装備となっています。

ピッカーズでは、板金の修理事例について紹介しています。地域と修理事例を絞り込むと希望の修理事例が一覧で確認可能です。あわせてご覧ください。

バンパーの傷は自分で修理できる?

バンパーの傷は、浅いものであれば、自分で修理できる場合もあります。しかし、先進安全装備搭載車の場合や大きなひび割れ・へこみがあるなど、複雑な修理が求められるなら、業者に依頼する必要があります。

自分で修理できるかどうかなど、上記のポイントについて詳しく解説します。

浅い傷なら自分で直せる場合もある

軽い接触などでバンパーに浅い擦り傷ができた場合、自力で補修することは可能です。必要となる主な道具は、以下のとおりです。

● 異なる粗さのコンパウンド
● 専用スポンジ
● 拭き取り用のクロス

まずは粗目のコンパウンドで磨きましょう。その後、細目を使って仕上げれば、徐々に傷を目立たないようにすることが可能です。

ただし、コンパウンドを用いても傷が消えない場合には、高度な補修が求められることがあります。そのような場合、自分で作業する方法もありますが、きれいに仕上げたい場合や大切な車に確実な修理を施したい場合には、専門業者に依頼するのが最適です。

自力補修は、手軽さや費用面での利点がある一方で、技術や仕上がりに限界があるため、状況に応じて業者への依頼も視野に入れましょう。

先進安全装備搭載車の修理に注意する

近年、多くの新型車には衝突被害軽減ブレーキや車線維持支援システムなど、先進的な安全装備が標準的に搭載されています。こうした装置には、レーダーやカメラなどの精密機器が含まれています。

多くの場合、バンパーやフロントガラスにも組み込まれているのが一般的です。バンパーの装置を正確に機能させるためには、取り付け位置や角度にまで気を配る必要があります。

したがって、バンパーの脱着や交換を実施するには、エーミングと呼ばれる調整作業が欠かせません。エーミングを怠ると、システムが誤作動を起こし、障害物のない状況で自動ブレーキが作動するなどのトラブルが発生する可能性があります。

このような不具合は、大きな事故につながる危険性をはらんでいます。そのため、先進装備搭載車の修理や交換作業が求められる場合は、専門知識を持つ業者に依頼しましょう。

複雑な修理が必要なら業者に依頼する

バンパーに深い傷や広範囲の損傷がある場合、専門業者に修理を依頼するのが無難です。修理を依頼する際には、バンパーの素材や傷の位置、範囲を正確に伝えましょう。また、作業に必要な期間や費用についても事前に確認しておけば、修理をスムーズに進められます。

業者に依頼すると、品質を重視した仕上がりが期待できるため、見た目の美しさを重視する人にはとくにおすすめです。ただし、DIYでの修理に比べて費用が高くなる傾向にあるため、事前の見積もり確認は不可欠といえるでしょう。

専門の修理業者を利用すれば、高い技術力と信頼性のある仕上がりを実現することが可能です。

大きなひび割れ・へこみは交換を検討する

バンパーに大規模な損傷や目立つひび割れ、深いへこみが発生した場合、修理で完全に元の状態に戻すのが難しい場合があります。とくに、素材そのものが破損している場合や衝撃の影響でバンパーの形状が大きく変形してしまった場合、交換したほうがよいでしょう。

また、修理を実施した後、強度や見た目に不安が残る場合も、交換を視野に入れたほうが無難です。バンパーは車両の外観だけでなく、衝撃吸収や安全性の面でも重要な役割を果たしています。そのため、適切な状態を保つのが望ましいでしょう。

なお、交換を検討する際は、車種やバンパーの素材に応じて交換部品の選定や費用の確認が必要です。信頼できる業者に依頼し、正確な見積もりと作業内容を把握したうえで進めれば、満足できる結果を得られるでしょう。

こちらの記事では、バンパーの修理が必要なタイミングについて解説しています。修理か交換の判断基準や車検との関係も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

バンパーの修理・交換ができる場所は?

バンパーの修理・交換ができる場所は、以下のとおりです。

● ディーラー
● 整備工場
● カー用品店
● ガソリンスタンド

それぞれの場所の特徴について解説します。

ディーラー

ディーラーは、自動車メーカーと契約を結び、メーカーの車両を販売・修理する専門店舗です。ディーラーを利用する最大のメリットは、信頼性の高さです。

メーカーの基準を満たした修理方法が採用されているほか、純正パーツを使用するため、仕上がりの品質に安心感があります。さらに、車両の仕様や特徴を熟知したスタッフが対応するため、最適な修理が期待できるのも特長です。

一方で、ディーラーでの修理には費用が高くなりやすいデメリットが存在します。作業料金の基準であるレバーレート(時間単価)が他の業者より高く設定されていることに加え、純正パーツの価格が社外品に比べて割高であるためです。

品質や信頼性を重視する場合、ディーラーへの依頼は適切な選択肢といえます。ただし、修理費用が予算に見合うかどうか、事前に見積もりを確認することが必要です。

整備工場

整備工場は、自動車の修理やメンテナンスを行う施設です。主に「認証工場」と「指定工場」の2種類に分類されます。

認証工場は地方運輸局の許可を受けた工場で、指定工場はさらに厳しい基準をクリアした高品質な施設です。指定工場は安心感が高い一方、費用がやや高くなる傾向にあります。

整備工場の利点は、ディーラーに比べて修理費用が抑えられる点です。レバーレートが低く設定されていることや社外パーツを積極的に使用することで、コストを削減しています。

一方、多くの整備工場は公式ホームページを持たないため、事前に情報を集めるのが困難なケースが珍しくありません。そのため、技術力や対応を確認したうえで依頼するのが難しい場合があります。

修理を依頼する際は、信頼できるスタッフがいるかどうかが重要なポイントです。とくに、初めて訪れる場合は、スタッフの人柄や対応力がわからないため、慎重に判断しなければなりません。

整備工場は、費用を抑えつつ適切な修理を行いたい人に適した選択肢といえるでしょう。

カー用品店

カー用品店は、車両関連の製品を扱う店舗で、修理や交換作業を行う設備を併設しているケースが一般的です。カー用品店を利用する利点は、修理費用を比較的抑えられる点にあります。

純正部品ではなく、コストを抑えた社外品を使用するため、安価に修理や交換が可能です。また、修理内容に応じた選択肢を提示してもらえる場合が多く、予算に合わせた柔軟な対応が期待できます。

一方で、カー用品店は、ディーラーや整備工場ほど専門的な設備や技術を持たないことが多いです。対応できる修理内容に制限がある点は、デメリットとして挙げられます。大掛かりな修理や高度な技術を要する作業には、不向きといえるでしょう。

軽度な修理やパーツ交換を手軽に済ませたい場合は、費用を抑えられるカー用品店がおすすめです。ただし、修理が対応できる範囲に収まるかどうかを事前に確認しましょう。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドといえば、給油が主な目的地として知られています。しかし、一部の店舗では軽微な修理や部品交換にも対応しています。

たとえば、バッテリーやライトのバルブ交換など、比較的簡単な作業が可能なケースが多いです。在庫があれば、その場で交換できる手軽さも特長のひとつといえます。

ガソリンスタンドを利用するメリットは、日常的に訪れる場所であるため心理的なハードルが低い点にあります。給油や洗車のついでに気軽にスタッフへ相談できるため、整備工場やディーラーに馴染みのない人にとって、とくに便利な選択肢となるでしょう。

ただし、大規模な修理や専門的な対応が必要な場合には、適していないこともあります。そのため、大きな損傷や高度な技術を要する修理は、事前にどのような修理に対応が可能かを確認する必要があるでしょう。
まずは、給油時に相談してみることをおすすめします。

ピッカーズでは、電話・ネットで来店のご予約ができます。希望店舗や来店希望日も選べます。無料でお見積りが可能なため、ぜひご覧ください。

まとめ

バンパーは、車の美観を保つだけでなく、衝突時に衝撃を吸収して乗員の安全を守る大切な部品です。軽微な傷であれば自力で修理できますが、先進安全装備を搭載した車や大きなひび割れ・へこみがある場合は、専門の知識を持つ業者に依頼するのが望ましいです。

修理・交換ができる場所として、ディーラーや整備工場のほか、カー用品店やガソリンスタンドなどがあります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、コストや品質といった優先順位をはっきりさせたうえで、依頼先を検討するとよいでしょう。

バンパーの傷やへこみの修理をお考えなら、ピッカーズにぜひご相談ください。自社工場で作業していますので、低価格で高品質な仕上がりを実現させることが可能です。

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