川崎市麻生区について

禅寺丸柿とアートの街として注目の神奈川県川崎市麻生区へドライブ

神奈川県川崎市麻生区は、川崎市の北西部、多摩丘陵の一角に位置し、1982年7月に多摩区から分区して誕生しました。 麻生区の名称は、8世紀頃の昔の時代に朝廷への貢ぎ物として珍重された麻布の原料となる麻の産地であったという記録に由来します。 川崎市は、神奈川県でも都会に位置しますが、麻生区は現在でも里地や里山といった豊かな自然が残る街となっています。 農業も行われており、中でも近年、区をあげて推進しているのが禅寺丸柿の知名度アップです。 禅寺丸柿は、鎌倉時代前期に麻生区内にある星宿山王禅寺の山中で発見されたとされる日本最古の甘柿です。 麻生区にある柿生の地名は、禅寺丸柿の産地であったことから名付けられました。 明治期から大正時代にかけては生産が盛んでしたが、やがて衰退していき、昭和40年代には市場から姿を消してしまいます。 ですが、地元の有志により柿生禅寺丸柿保存会が結成され、希少性の高さから人気が復活し、2007年には国の登録記念物に指定されて保護が図られました。

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川崎市麻生区のおすすめドライブスポット

禅寺丸柿の産地にもなっている場所には、王禅寺ふるさと公園があります。 川崎市制60周年を記念して整備された約11haの面積を誇る広々とした公園です。 季節の花々や紅葉などが楽しめるだけでなく、自由に遊べる広場や遊具、自然散策路や展望台なども備わっており、自然を感じながら遊べます。 セレサモス麻生店は、JAセレサ川崎直営の大型農産物直売所で、川崎市内で穫れた新鮮な農産物を買うことができます。 麻生区は禅寺丸柿の産地であるほか、都市と共存する農業が営まれており、少量多品目生産が特徴で、さまざまな野菜や果物を手に入れられるのが魅力です。 国道137号線沿いにあり、駐車場も100台完備しているので車で立ち寄るのに便利です。 アートイベントを楽しめるスポットとして、川崎市アートセンターにも足を伸ばしてみましょう。 しんゆり・芸術のまちに、新しい文化振興の拠点として麻生区万福寺に誕生した、光あふれるガラス張りのエントランスが際立つ建物です。 界隈には、昭和音楽大学や日本映画大学などの文化芸術機関が多く、KAWASAKIしんゆり映画祭や麻生音楽祭などのイベントも開催されています。 川崎市アートセンターは、こうした芸術の拠点としてさまざまなイベントなどを開催しています。

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