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2024.12.21

車の傷を補修しよう!タッチペンの塗り方とメリット・デメリットを解説

目 次

愛車を長く大切に乗るために、小さな傷は手軽に直したいと考える方もいるでしょう。
そんな時に便利なのが「タッチペン」です。

タッチペンは、車についた傷をセルフで補修できるアイテムです。しかし「うまく塗れるか不安」「プロに頼むべきか」と悩む方も多いのではないでしょうか。

本記事では、タッチペンを使った車の傷補修について解説します。タッチペン補修のプロセスや選び方、プロに依頼する場合との比較まで紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

車の傷を補修するタッチペンの塗り方

タッチペンを使った車の補修方法を解説します。9つの手順に沿って正しく補修することできれいに仕上がるでしょう。

手順1.傷口周辺を綺麗にする

まずは、傷口とその周辺をきれいにしましょう。傷口に砂やほこりが残っていると塗料が馴染まず、表面が目立ってしまう場合があります。

汚れがある場合は、水を使い落としましょう。水だけでは落ちない汚れは、アルコールを薄めたもので優しく拭き取るときれいに落とせます。

塗料を塗る時の妨げとなるため、水分はしっかり拭き取りましょう。

手順2.コンパウンドで磨く

次に、研磨剤と呼ばれるコンパウンドを使って傷を磨きます。コンパウンドは、傷ついた部分を磨いて滑らかにする効果があり、浅い傷ならコンパウンドだけできれいになることもあります。

また、傷口だけでなくその周辺の塗装がささくれているところも磨くことで、補修部分をより目立たなくできます。

コンパウンドでなめらかにした傷を、耐水ペーパーでさらに磨きましょう。傷の中の小さな破片などを落とす効果があります。

手順3.シリコンオフで油分を取り除く

磨いたあとの傷口に油分が残っていると塗料がうまく乗らないことがあるため、シリコンオフというスプレーを使用し、油分を落とします。

シリコンオフには油分を溶かして落とす効果があります。油分は水では落ちにくいため、シリコンオフを吹きかけてきれいに拭き取ります。

手順4.マスキングテープで傷口周辺を保護する

次に、傷周りにマスキングテープを貼り付けて保護し、塗料がはみ出さないようにします。

タッチペンの筆は少し硬めで扱いにくいため、塗料がはみ出すことがあります。一度付着した塗料を落とすのは大変なので、マスキングテープで保護するとよいでしょう。

手順5.タッチペンで塗る

下処理ができたら、タッチペンで傷部分に塗料を塗布していきます。塗料は、傷部分に少量ずつ塗りこむのがポイントです。

乾いた塗料が縮むことを考慮し、少し盛り上がるくらいに塗りましょう。薄く塗って乾かすという流れを何度か繰り返すことで、ムラなくきれいに仕上がるでしょう。

手順6.乾かす

タッチペンを塗り終わったら、完全に乾くまで1週間ほど待ちましょう。

塗料が乾かないうちに触ってしまうと、せっかく塗った部分がはがれる場合があります。しっかりと乾くまでは触れないようにしましょう。

手順7.耐水ペーパーで磨く

表面が乾いたら、再びマスキングテープを貼ります。塗料が盛り上がっている部分に耐水ペーパーを当てて磨きます。その際、塗料が削れていくのに合わせて、マスキングテープを少しずつはがしていきましょう。

手順8.コンパウンドで磨く

すべてのマスキングテープをはがしたら、さらにコンパウンドで磨きましょう。耐水ペーパーで磨いたあとにコンパウンドで磨くのがコツです。

コンパウンドは耐水ペーパーよりも細かい粒子がついているため、表面を滑らかに仕上げる効果があります。

手順9.ワックスで艶を出す

傷と周辺をきれいに磨いたら、最後にワックスをかけましょう。ワックスは車の表面をコーティングする役割があり、汚れやほこりから車を守ってくれます。

ワックスが乾いて車にツヤが出たら、補修作業は終了です。

タッチペン補修のメリットとデメリット

ここからは、タッチペン補修のメリット・デメリットを解説します。タッチペンにはどのようなメリットとデメリットがあるのかを把握し、ご自身の車の傷に合っているかの判断基準にしてください。

メリット1.簡単に車の傷を補修できる

車の傷を直す方法として、タッチペンはとても手軽で便利な方法です。他の方法と比較しても、タッチペンは値段も手頃で、取り扱いも比較的簡単なアイテムです。

たとえば、パテでの補修は扱いが難しく、スプレーを使うと周りの部分にも塗料が付着し、仕上がりが汚くなってしまう場合があります。

一方、タッチペンなら狭い範囲を塗れるため、目立たない場所で試し塗りをすることも可能です。傷補修の経験がない方でも安心して使えるでしょう。

メリット2.時間がかからない

車の傷を修理業者に依頼する場合、まずどこに頼むかを決め、見積もりを取って依頼し、作業完了を待つのが一般的な流れです。

しかし、業者の繁忙期は順番待ちとなり、車が使えない期間が数日続くこともあります。一方、タッチペン補修ならすぐにご自身で修理を始められる点がメリットです。

デメリット1.余計に目立ってしまう場合がある

タッチペン補修は、余計に傷が目立ってしまう場合があります。タッチペンはパテやスプレーに比べると取り扱いやすいアイテムですが、いくつかのコツを押さえる必要があります。

たとえば、塗る量を間違えたり、マスキングテープの位置がずれていたりすると、傷が目立ってしまう原因となります。元の状態のようにきれいに直したい場合は、プロに依頼するほうが安心でしょう。

デメリット2.塗料がすぐに剥がれてしまう場合がある

タッチペンで車の傷を直す際は、正しい手順で丁寧に作業しなければなりません。手順を間違えると、塗ったところがすぐにはがれる可能性があるためです。

一度はがれてしまうと、上から塗りなおす必要があります。しかし、何度も塗りなおすのは面倒なうえ、きれいな仕上がりにはなりません。

安価で手軽に直せる反面、手順を守らなければならない点がタッチペンのデメリットです。

デメリット3.変色する場合がある

車とは、ただ塗料が塗ってあるわけではありません。塗料をしっかりと定着させ、色あせやサビを防ぐために「焼付塗装」と呼ばれる加工が施されています。

焼付塗装には特別な機械が必要であり、タッチペンでは行えません。そのため、時間が経過すると、タッチペンで塗布した部分の色が変わる可能性があります。

ピッカーズでは、板金の修理事例について掲載しています。地域と修理事例を絞り込むと希望の修理事例が一覧で確認可能です。ぜひ、あわせてご覧ください。

タッチペンの選び方

タッチペンには数多くの種類があり、どれを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。ここからは、タッチペンの具体的な選び方を紹介します。

カラーナンバーを確認する

タッチペンを選ぶ際に最初にすることは、ご自身の車の正確なカラーを調べることです。車のカラーと同じ色のタッチペンを選ぶことで、車の傷を目立たなくできます。

車のエンジンルームやドアの内側に「型式プレート」が貼ってあり、外装色コードやカラーナンバーが記載されています。このナンバーをもとに、同じ色のタッチペンを選ぶとよいでしょう。

ただ、時間経過とともに車の塗装が変色する場合があります。紫外線や熱などの影響によるもので、時間が経つほど色が変わります。そのため、カラーを正しく選んだとしても、タッチペンとの色味の差が出てしまうのが難点です。

自分で行う補修では、どうしても色が不自然になる可能性があります。しかしプロの板金塗装業者では、多くの色を混ぜ合わせることで、車のカラーと違和感のない仕上がりが可能です。きれいな仕上がりを希望する場合は、プロにお任せするとよいでしょう。

傷の大きさに合ったタッチペンを選ぶ

タッチペンにはさまざまな色がありますが、ペン先の太さにも種類があります。そのため、傷の大きさに合わせて適切な太さのタッチペンを選ぶ必要があります。

太いペン先だと傷周りの部分にも塗料が付着する場合があり、細すぎるペン先は、補修に時間がかかってしまいます。

効率よくきれいに仕上げるには、傷の大きさに合ったペン先を選ぶようにしましょう。タッチペンを購入する前に、傷のサイズを測っておくと安心です。

社外品を検討する

タッチペンには、自動車メーカーが販売している「純正品」と、カー用品店などが販売する「社外品」の2種類があります。

社外品のタッチペンは、純正品と比較すると値段が安くなっています。そのため、コストを抑えたい場合は、カー用品店などで社外品のタッチペンを購入するとよいでしょう。

社外品のタッチペンは、純正品とほぼ変わらない色味のものが数多く販売されています。また、前述のとおりボディーのカラーは経年変色する場合があるため、純正品と社外品の違いはそれほど気にする必要はないでしょう。

車の塗装補修をするならプロに任せるのがおすすめ

前章までにお伝えしたとおり、タッチペンを使い、自力で車の傷を直すには、思ったよりも手間がかかります。

タッチペン補修は、道具を一通り揃えれば補修ができるため、コストを抑えられるメリットがあります。しかし、手順に沿って正しく作業をしないときれいな仕上がりにはなりません。逆に、傷部分が不自然な仕上がりになってしまう可能性があります。

タッチペン補修に失敗してしまうと、傷が悪化して再補修が必要になってしまいます。手間もコストもかかるため、セルフ補修はリスクがあると考えておいたほうがよいでしょう。

タッチペンでの補修は「傷を完璧に直す」のではなく「傷を目立たなくさせる」ことが目的といえます。

「失敗したくない」「傷をきれいに消したい」と考えている方は、プロの板金業者に依頼するとよいでしょう。タッチペン補修よりもコストはかかりますが、きれいに仕上げてもらえるうえ、時間の節約も可能です。

ピッカーズは、車体の部分的な修理に特化した板金塗装業者です。部分修理に特化することで効率的な作業が可能です。そのため修理にかかる時間が短縮され、すぐに愛車が戻ってくる点が魅力です。

また、効率的な作業工程や自社工場での補修作業などによって、一般的な板金塗装業者よりも料金を抑えられます。全国に提携店舗があり、給油ついでに立ち寄れるのも利点です。

見積もりは無料で行っています。車の傷を美しく仕上げたい方は、迅速な修理と手頃な価格を両立しているピッカーズまで、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ピッカーズでは、傷の状態に合わせて料金を設定しています。自社工場で修理をおこなうため中間マージンが発生せず、安価でご対応できます。ぜひご利用ください。

まとめ

車の小さな傷を直すのに便利なタッチペンは、塗料を塗って傷を目立たなくするアイテムです。簡単に補修できる反面、色選びであったり、他の道具が必要であったり、手間がかかる場合もあります。

そのため、自力で直す場合は事前に手順を確認しておく必要があります。ご自身で直すのが不安な方は、プロに依頼してみるのもおすすめです。

ピッカーズは、車体の傷・ヘコミ直しに特化した板金修理の会社です。補修はすべて自社工場で行うことでコストを削減し、一般的な板金塗装よりも安くサービスを提供しています。

給油ついでに気軽にご利用できるので、車の傷やへこみを素早く安価に、きれいに直したい方は、ぜひピッカーズの公式ホームページからお問い合わせください。

ピッカーズでは、板金修理に関する相談を受け付けております。お困りの際にはぜひお問い合わせください。