弥富市について

金魚と文鳥のまち愛知県弥富市

■金魚養殖と文鳥で知られる愛知県弥富市 愛知県弥富市は、名古屋市の西側20km圏内と名古屋のベッドタウンです。 江戸時代に干拓が行われ、干拓でできた地域が多いため、古くは水との闘いを繰り返してきました。 明治初期に新東海道が開設され、名古屋と関西方面を結ぶ関西鉄道（現JR関西本線）も開通しています。 昭和初期には関西急行電鉄（現近鉄名古屋線）や国道1号が開通するなど、古くから交通の要所として発展してきました。 昭和30年代以降になると名四国道（現国道23号）が整備され、近年では東名阪自動車道、伊勢湾岸自動車道も通り、ドライブで訪れるのも便利です。 弥富市は江戸時代から金魚養殖が行われ、高級金魚の産地として全国に知られており、金魚の全国コンテスト大会なども開催されています。 また、明治時代に突然変異により白文鳥が生まれたことをキッカケに、文鳥繁殖も始まり、日本で唯一の産地として名を馳せ、文鳥の聖地と呼ばれています。

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■金魚や文鳥の歴史に触れる 弥富市歴史民俗資料館では水郷地帯としての歴史として、農具や漁業や海苔の養殖に関する展示や映像のほか、地域の特産となっている金魚養殖や文鳥繁殖の歴史も学べます。 館内には実際に水槽を泳ぐ約20種類の金魚や白文鳥のぶんちゃんと桜文鳥のさくらが飼育されており、実際に見られるのがポイントです。 毎月先着2,000名にオリジナルの弥富金魚のカードが配布されます。 紹介される金魚の種類が毎月変わるので、コレクションしている方も少なくありません。 愛知県弥富野鳥園には、芝地、草原、樹林地、葦原や池で構成する野鳥保護のためのサアンクチュアリがあり、展望室から20倍の大型双眼鏡で野鳥観察ができます。 館内には野鳥のジオラマや剥製なども展示されており、バードウォッチング好きの方に人気です。 伊勢湾岸道を利用する場合、名古屋方面からは飛島I.C、桑名方面からは弥富・木曽岬I.Cが便利です。

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