京都市上京区について

歴史的遺産が多く残された上京区

上京区は、京都市を構成する11区のうちの一つであり、中央に位置している市です。 区の面積はわずか7.03㎢しかありません。 かつて平安京が置かれていたことから、区内は碁盤の目のように道路が整備されているのが特徴で、南部エリアには京都府庁、京都府警本部が置かれており、行政の中枢を担っています。 上京区は大きく4つのエリアで構成されており、東北エリアは武家屋敷や公家の下屋敷が多く、東南エリアは御所と公家屋敷を擁する行政を担うエリアでした。 西南エリアは一般的に庶民が生活を営むエリアとして、西北エリアは伝統産業である西陣で有名なエリアとして栄えてきました。 また、上京区には京都御所、千本釈迦堂、北野天満宮などのような大変多くの歴史的遺産が残されている街としても知られ、12の国宝、232の重要文化財、6ヶ所の史跡があります。

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北野天満宮は、947年に創建された全国に1万2,000社ある天神社・天満宮の総本社です。 梅と紅葉で知られる京都内でも大変有名です。 菅原道真公を祭神として祀られており、地元では「天神さん」の名で親しまれています。 学問の神様としての信仰が厚く、全国から多くの受験生が参拝に訪れる神社です。 国宝である本殿や拝殿は桃山文化を代表する神社建築を採用されています。 彫刻の素晴らしさをぜひ目前で体感されてみてはいかがでしょうか。 このほかにも三光門、東門、回廊など重要文化財が豊富にあります。 北野天満宮には七不思議と呼ばれる言い伝えがあり、そのうちの一つに大黒天の燈籠があります。 三光門の東南に口を開けた大黒天の燈籠があり、大黒天の口に小石を入れて落ちなかったら、その小石を持ち帰り財布に入れて祈願すると、お金に困らないと伝えられています。 学問の神様・北野天満宮で「落ちない」ということから、受験生にもご利益があるとして、受験生からも人気を呼んでいます。 ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 名神高速道路南I.Cもしくは東I.Cを下車して、30分ほどでアクセスできます。

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