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2025.01.17

隣の車にドアを軽くぶつけた場合の修理代はいくら?

目 次

隣の車にドアを軽くぶつけた場合、修理代はへこみ具合、塗装の剥がれやドアの交換の有無などによって変動します。正しい行動とNG行動を把握し、ドアをぶつけても正しく対応することが大切です。

本記事では、隣の車にドアをぶつけた時の修理代や正しい対応、万が一逃げた場合の罰則をご紹介します。その他、修理を依頼できる業者やぶつけてしまうのを防ぐためのポイントもお伝えするので、トラブルを未然に防ぎたい方はぜひ参考にしてください。

ドアをぶつけたときの修理代

車に乗る時、隣の車にドアをぶつけてしまった場合、傷やへこみ、ドアの交換の有無などによってかかる修理代が異なります。ここでは、隣の車にドアをぶつけた時の修理代を3つのケースに分けてご紹介します。

小さいへこみの場合

ドアの小さいへこみの修理代は、数千円〜10万円ほどが相場です。車のドアは、内部にさまざまな部品や配線が組み込まれており、とてもデリケートな構造となっています。そのため、小さな衝撃でも簡単に傷つきやすいです。

ドアのへこみの修理代は、内部の部品や配線に衝撃が及んでいるかで変動します。小さなへこみでも、放っておくと将来的な事故の原因につながる恐れがあり、早めに対処しておくと修理代を最小限に抑えられるでしょう。

また、ドアの小さいへこみの修理期間は、1日〜1週間ほどが目安です。へこみの程度だけではなく、その時点で依頼先が請け負っている修理件数や状況などによって、修理期間が変動します。

塗装が剥がれた場合

ドアの塗装が剥がれた時の修理代は、2万円〜15万円ほどが相場です。塗装のみであるか、傷修理も行わなくてはいけないかによって、修理代が大きく変動します。

塗装のみでも、コート数によって修理代が異なります。たとえば、2コートパールや2コートメタリックは、ベースとなる色を塗ってからクリアを重ねて塗る方法です。

3コートパールは、ベースとなる色を塗ってから、カラーベースに混ぜたパールの色を塗り、最後にクリアを塗る方法です。3コートパールのほうが使用する材料や工程が多いため、2コートパールや2コートメタリックよりも修理代が高くなる傾向にあります。

そのため、どれくらいの層まで塗装が剥がれているかによっても、修理代が変動します。修理にかかる期間は、簡単な塗装のみで3日ほど、複雑な工程が必要な場合は数週間ほどが目安です。

ドアを交換する必要がある場合

ドアを交換する場合の修理代は、国産車が10万円〜、外車が30万円〜が相場です。板金修理では対応が難しい場合や、修理にかかる費用よりも交換したほうが費用を抑えられる場合は、ドアの交換をすすめられるケースがあります。

ドアの交換にかかる費用は、ドアを中古部品で交換することで、費用を抑えられる可能性があります。ただし、車種や依頼先によってはパーツの取り扱いがされていなかったり、取り寄せに時間がかかったりすることもあるでしょう。

ドアを交換する場合の作業期間は、1週間以上かかるケースが一般的です。パーツを取り寄せる期間も考慮し、修理完了にかかる期間を事前に聞いておきましょう。

こちらの記事では、板金修理の相場について解説しています。費用を抑えるポイントや修理できる内容も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

修理を依頼できる業者

車の修理を依頼する業者によって、修理代や修理にかかる期間、対応が可能であるかなどが異なります。ここでは、車の修理を依頼できる業者を4つご紹介します。

板金塗装業者

板金塗装業者は、小さいへこみや傷、パーツ交換までさまざまな修理に対応してくれるところが多いです。中間マージンがかからなかったり、直接自社工場で修理したりするため、他の業者よりも修理代を安く抑えられるメリットがあります。

自社工場で修理作業を進めるため、修理完了まで短時間で済む点も魅力です。さまざまな板金塗装業者のなかから優良な業者を選ぶことで、クオリティの高い修理が期待できます。

また、修理実績が多く評判が高い板金塗装業者は、独自のノウハウやマニュアルを構築しているケースが多いです。地元密着型の業者であれば、この先、車に関する悩みがあっても気軽に相談しやすいでしょう。

ディーラー

ディーラーは、メーカーの正規販売店であり、車の購入先で修理を依頼したい方におすすめです。ディーラーで購入した車の修理は、メーカー保証が適用される可能性があり、通常よりも費用を安く抑えられる可能性があります。

ただし、ディーラーでの修理は、一般的に純正パーツやメーカー指定の部品を使用します。そのため、メーカー保証がない場合は、板金塗装業者よりも費用が高くなる傾向にあるでしょう。

また、一定基準以上の技術力が確保されているため、クオリティの高い仕上がりが期待できます。修理以外に、車を自宅まで届けたり、無料で代車を貸し出したりするサービスを提供しているところもあります。

別の場所にある工場で修理するケースがほとんどなため、修理完了までに時間がかかります。そのため、費用と修理にかかる期間に余裕がある方は、ディーラーでの修理を検討するとよいでしょう。

カー用品店

カー用品店は、自社で扱っている製品や部品を使って、修理に対応してくれます。店舗で取り扱っている部品を使う修理の場合、外部から取り寄せる手間が省けるため、他の業者よりも費用を抑えられる可能性があります。

カー用品店での修理は、純正パーツではなく、汎用性の高い代替パーツで対応するケースが多いです。さまざまなメーカーに対応できるメリットがあり、店舗数が多い大手カー用品店だと外出先でも立ち寄りやすいです。

ただし、複雑な修理や大規模な修理は、カー用品店で対応できないケースがあります。小さなへこみや簡単なパーツ交換、消耗品の補充が主な対応範囲となっているため、まずは対応可能であるか相談してみるとよいでしょう。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは、給油するだけではなく、ドアの修理にも対応してくれることがあります。普段から行き慣れているガソリンスタンドであれば、給油する流れで相談しやすいでしょう。

ただし、カー用品店と同じように、対応できる範囲に限りがあります。修理代は安く抑えられますが、まず対応可能なのかを見てもらう必要があります。

ピッカーズでは、国産車・輸入車別に板金の料金表を掲載しています。キズの大きさや長さごとに一覧で確認できます。ぜひあわせてご覧ください。

ドアをぶつけたときの対応方法

ドアを隣の車にぶつけた時、焦らずに正しく対応することが大切です。ここでは、車のドアをぶつけた時の対応方法を正しい行動とNG行動に分けて解説します。

正しい行動

隣の車にドアをぶつけた時に正しい行動を取れるよう、以下で解説する3つのポイントを押さえておきましょう。ぶつけた時に隣の車の持ち主がその場にいなくても、逃げずに正しく対応することが大切です。

相手に謝罪する

隣の車にドアをぶつけたら、まず相手に謝罪しましょう。その場に相手がいなかったら、戻ってくるまで待つか、商業施設の駐車場であればアナウンスで呼び出してもらいます。アナウンスしてもらう際、ナンバープレートを控えておくとスムーズです。

相手が怒りや不安の感情を出す場合がありますが、その感情を尊重して、自己の責任を認める姿勢を見せるのが大切です。本人同士だけではなく保険会社を通じて話し合うことで、双方の認識の食い違いを防ぎ、のちのトラブルを回避します。

相手に謝罪する時、氏名や住所、電話番号を聞いてメモしておきましょう。相手に許可をもらったうえで傷やへこみなどがあれば写真を撮っておくと、保険会社に情報を提供する時や相手とトラブルに発展した時に役立ちます。

警察に連絡する

車が停止中だったり、ドアを軽くぶつけて傷が見当たらなかったりしても、立派な物損事故になるため、警察に連絡する必要があります。相手がその場にいなくても、逃げずに警察に連絡して状況を丁寧に説明しましょう。

また、相手が問題ないといっても、のちにトラブルへ発展する恐れがあります。警察に連絡して対応すれば、交通事故証明を発行してもらえ、保険の適用で必要になる書類が手に入ります。

保険会社に連絡する

警察に連絡したら、次に保険会社に連絡しましょう。自動車保険が適用するか相談できたり、相手との連絡の仲介役となってやり取りをしてくれたりします。小さな傷やへこみでも、自動車保険でカバーされるケースがあります。

ただし、保険を利用する場合は、保険等級が下がり来年度の保険料が上がるため、注意が必要です。保険でカバーしたほうがよいのか、保険の利用後はどれくらい保険料が上がるのか、などの疑問点も解消しておくことが大切です。

NG行動

隣の車にドアをぶつけた時は、以下で解説する2つのNG行動を取らないようにしましょう。NG行動を取ってしまうと、罰則が科される恐れがあります。

ぶつけてそのまま逃げる

隣の車にドアをぶつけた時、相手や警察などに伝えずにそのまま逃げてはいけません。軽くぶつけたとしても、相手の車に接触したあとに逃げると、当て逃げとみなされてしまいます。

当て逃げしたことが保険会社に伝われば、保険料が上昇したり、等級が大幅に下がったりする恐れがあります。法的リスクだけではなく、長期的に費用の負担が増加するリスクがあるため、ぶつけてそのまま逃げるのはNGです。

また、ぶつけてそのまま逃げたあとに自首しても、1度逃げたという事実があります。当て逃げした事実が消えるわけではないため、ぶつけた時は素直に相手に謝罪することが大切です。

警察への連絡を怠る

道路交通法により、度合いに限らず事故が発生した時点で、警察への報告が義務付けられています。連絡を怠ったことや当て逃げしたことに対して、罰則が科される可能性が高いです。

警察に連絡して現場まで駆けつけてもらえれば、何をすべきか指示してくれたり、交通事故証明書を発行してもらえたりします。警察が来るからといって身を固めずに、素直に事実を述べて冷静に対処することが大切です。

また、交通事故証明書は、自動車保険を利用する際に必要です。スムーズに保険の手続きを進めるためにも、警察への連絡を怠らないようにしましょう。

ドアをぶつけて逃げた場合

ドアを隣の車にぶつけた時、その場に相手がいなくても逃げることは禁物です。ここでは、隣の車にドアをぶつけて逃げた場合にどうなるかをご紹介します。

証拠があるとバレる

隣の車にドアをぶつけて逃げても、証拠があればバレてしまいます。軽くぶつけて相手の車に傷やへこみがなくても、逃げたことが証拠で判明すれば、当て逃げ犯として特定されてしまうでしょう。

隣の車にドアをぶつけたという証拠は、駐車場に設置されていた防犯カメラや、向かいに駐車されていた車のドライブレコーダーなどで入手できます。障害物がなかったり鮮明に映像が残っていたりすると、すぐにナンバープレートから特定されてしまいます。

近年では、防犯カメラや監視カメラの設置場所や、ドライブレコーダーの搭載台数が増えているため、軽くぶつけたとしてもバレる可能性が高いです。相手が気づいていなくても、周囲の方が目撃して相手に伝えていれば、証拠映像として被害届けを提出されるでしょう。

当て逃げがバレるまでの日数

当て逃げをすると、早ければ当日〜数日でバレる可能性があります。当て逃げされた相手が被害届けを出したり、ドライブレコーダーなどの証拠映像を持っていたりすると、早めに警察から連絡が来るでしょう。

一方で、相手が当て逃げされたことに気づかず、被害届けも出していない場合は、バレずに警察から連絡が来ることはありません。ただし、相手以外に目撃者がいれば、当て逃げされていたのを相手に伝える可能性が高いです。

当て逃げの公訴時効期間は、被害者自身が被害内容や加害者を知ってから3年です。ただし、当て逃げのほとんどは、加害者の氏名や住所を被害者は知らない状況であるため、民事責任の時効期間である20年が適用される可能性が高いでしょう。

そのため、当て逃げをしても、20年間は警察から連絡が来るのではないかと不安を抱えることとなります。精神的な負担を軽減するためにも、当て逃げせずに正しく対応することが大切です。

当て逃げがバレたときの罰則

当て逃げした時の罰則は、必要な措置を行わずに現場を離れることに対する危険防止措置義務違反と、事故について警察に報告しなかったことに対する報告義務違反が当てはまります。

危険防止措置義務違反では、1年以下の懲役または10万円以下の罰金が科されます。報告義務違反で科される罰則は、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金です。

その他、行政罰として、危険防止措置義務違反で違反点数5点の加点、安全運転義務違反で
違反点数2点の加点となります。合計違反点数7点が加点となり、もともと違反点数がなくても30日間の免許停止となります。

ドアをぶつけてしまわないために

ドアを開け閉めする際、隣の車、塀や柱などにぶつけないようにするために、普段から気をつけるとトラブルを未然に防ぐことができます。ここでは、隣の車にドアをぶつけないようにするためのポイントを6つご紹介します。

広いスペースに停める

隣の車との距離が近いほど、ドアをぶつけてしまうリスクが高まります。車の両隣のスペースが十分に空いている、1台1台の駐車スペースにゆとりがある、出入り口から離れている場所に停めることを意識するとよいでしょう。

一方で、両隣に別の車が駐車している、1台1台の駐車スペースが狭い、出入り口から近い場所は、隣の車にドアをぶつけてしまう恐れがあります。自分が当ててしまうリスクだけではなく、自分の車に当てられる可能性も高まるでしょう。

また、広いスペースに停めておくことで、荷物の出し入れをスムーズに行えるメリットがあります。スーパーなどの商業施設に行く場合、車から降りる時はスムーズでも、買った荷物を積む時にドアが大きく開いて、隣の車にぶつけてしまうリスクがあります。

そのため、車から降りる時だけではなく、乗る時の状況も考慮したうえで広いスペースに停めることがポイントです。出入り口から離れている場所なら、わざわざ隣に停めてくる車は少ないでしょう。

ドアの長さを考慮する

車種によってドアの長さが異なるため、自分の車のドアの長さを考慮することがポイントです。ドアが長い車は、開けた時に隣の車に届きやすいため、ぶつけやすい特徴があります。

運転席や助手席だけではなく、後部座席もドアの長さを考慮する必要があります。とくに、お子さんが後部座席に乗っている場合は、力加減がわからず全開で開けたり、風の強さに制御できず勢いよくドアを開けたりするケースがあるでしょう。

自分だけではなく、車に乗っている全員がドアをぶつけないために、後部座席のドアの長さも考慮して駐車場所を選ぶことが大切です。

ドアをゆっくり開ける

駐車スペースが限られている場合は、ドアをゆっくり開けてぶつけないように注意しましょう。坂になっている場所や風のある場所に停めても、ゆっくりドアを開ければぶつけるのを回避できる可能性があります。

また、ドアをぶつける時、隣の車との距離を確認せずにドアを開けてしまったケースが多いです。距離を見誤るのを回避するためにも、日頃からドアをゆっくり開けて隣の車に当たらないようにすることを心がけるとよいでしょう。

傾斜がある場所での駐車を避ける

傾斜がある場所に駐車すると、ドアが勢いよく開いてしまう恐れがあります。傾斜が大きいほどドアが開く勢いは増してしまい、隣の車にぶつかるリスクが高まるでしょう。

車の前方が傾斜の下部で車の後方が傾斜の上部、つまり車が坂を降りている状況で停めると、乗り降りする時にドアが大きく開きやすいです。一方で、車が坂を上っている状況で停めると、ドアが勢いよく閉まりやすいです。

傾斜のある場所での駐車は、ドアパンチのリスクだけではなく、ドアに指を挟んでしまうリスクも高まります。

とくに、子どもや高齢者などの力が弱い方は、自分の力だけでは制御できない可能性があります。傾斜のある場所しかない時は、角度が少ないところを選びましょう。

強風の日は風向きを意識する

強風の日は、風の向きを意識して駐車することがポイントです。車の後ろから強い風が吹いていると、ドアが勢いよく開いて隣の車にぶつけてしまうリスクが高まります。そのため、車の前から風が吹くように向きを意識するとよいでしょう。

また、可能であれば、強風の日は屋根や壁があるガレージや立体駐車場の屋上以外に停めるなど、風の影響を受けにくい場所に駐車することもポイントです。風向きを意識したうえで安全な場所に駐車すれば、隣の車にドアをぶつけるリスクも軽減できるでしょう。

ドアパンチ対策グッズを使用する

隣の車にドアをぶつけるのを回避するために、ドアパンチ対策グッズを活用することも大切です。たとえば、ドアを開け閉めする時にドアのエッジがぶつかって傷つくのを防ぐために、ドアエッジプロテクターやドアエッジモールなどがあります。

メッキのような素材や樹脂製のものがあり、エッジを完全に覆うタイプや両面テープのように必要な場所だけ貼れるタイプなどさまざまです。カー用品店をはじめ、純正アクセサリーとしてディーラーで扱われているケースがあります。

カー用品店であれば価格を抑えて購入でき、ディーラーの純正アクセサリーであればメーカーに合わせて違和感なく設置できます。

ドアパンチされるのを防ぎたい場合は、ドアディフェンダーやドアパンチガード、ボディサイドモールなどを設置するとよいでしょう。サイドドアにマグネットで貼り付けて、ドアが当たっても傷が付くのを防げるアイテムです。

ピッカーズでは、電話・ネットで来店のご予約ができます。希望店舗や来店希望日も選べます。無料でお見積りが可能なため、ぜひご覧ください。

まとめ

隣の車にドアをぶつけた時は、逃げずに相手に謝罪して警察や保険会社への連絡を怠らないようにしましょう。ぶつけてそのまま逃げると当て逃げととらえられてしまい、自首しても罰則が科せられる可能性があります。

とくに、傾斜のある場所や風が強い日は、ドアパンチの被害が発生しやすいです。駐車する時は、相手の車にぶつけてしまうだけではなく、ぶつけられるのを防ぐためにも、駐車スペースが十分ある場所や傾斜がない場所を選んで停めるようにしましょう。

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