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2025.02.07

車の塗装剥がれはなぜ起こる?放置した場合のリスクと自分でできる修理方法とは?

目 次

車の塗装剥がれでお悩みではありませんか?本記事では車の塗装剥がれの原因や影響、自分でできる応急処置や修理方法などについて詳しく解説します。

塗装剥がれは、車の外観だけでなく、ボディの耐久性にも関わる重要な問題です。放置するとさらなる損傷や修理費用の増加につながる恐れがあります。

本記事には、車の塗装剥がれを適切に対処する方法や、愛車を修理するヒントが満載です。ぜひ最後までお読みいただき、あなたの大切な車を守るための行動を始めましょう。

車の塗装が剥がれる原因

車の塗装が剥がれる原因は、外部要因や経年劣化などさまざまです。塗装は車体を美しく見せるだけでなく、ボディを保護する重要な役割を果たしています。

塗装が剥がれると見た目の問題だけでなく、車体そのものにも悪影響をおよぼすかもしれません。ここでは、塗装が剥がれる主な原因を詳しく解説します。

塗装面のダメージ

塗装面への直接的なダメージは、車の塗装が剥がれる主な要因です。ガードレールや壁などに擦ったり、飛び石が当たったりすると、塗装面に傷がつきます。これらの傷が原因で塗装が剥がれ、さらに深刻な損傷へとつながるかもしれません。

駐車場や狭い道での接触事故も塗装面にダメージを与える要因です。ダメージを放置すると、剥がれた部分から水分や汚れが侵入し、ボディが腐食してしまう恐れがあります。

新しい車や濃色車では、傷が目立ちやすいため注意が必要です。

汚れ

車の表面に付着する汚れも、塗装剥がれの原因のひとつです。虫の死骸や鳥のフン、花粉、道路の泥汚れなどが塗装面に残ると、化学反応を起こして塗装を傷めることがあります。汚れを放置すると、塗装面が酸化し、剥がれやひび割れにつながりかねません。

とくに、鳥のフンは酸性度が高く、放置すると塗装面に深刻なダメージを与えます。また、海沿いの地域では塩分を含んだ空気や水にさらされるため、塗装の劣化が加速するかもしれません。

車に付着した汚れは、早めに洗車して取り除きましょう。

紫外線

紫外線は、塗装の劣化を進める大きな要因です。直射日光を浴び続けると、塗装の表面層であるクリア層が劣化し、色あせやひび割れが発生します。さらに、クリア層が失われると塗装内部にまでダメージがおよび、剥がれやすくなるでしょう。

とくに濃い色の車は、紫外線の吸収率が高いため、色あせや劣化が目立ちやすくなります。日中の駐車は、日陰や屋根のある場所を選びましょう。車用のカバーを使用するのも効果的です。

水滴

水滴も、塗装剥がれの原因になることがあります。水滴が乾燥すると、その跡がシミとなり、塗装を傷めることがあるのです。一見無害に見える水滴ですが、雨水や水道水に含まれるミネラル成分が塗装面に残ることで、ダメージを与える場合があります。

とくに問題となるのが、イオンデポジットやウォータースポットです。これらは水滴が蒸発した後に塗装面に残るもので、見た目を損なうだけでなく、塗装の劣化を引き起こす恐れがあります。

イオンデポジット

イオンデポジットは、水分中のミネラル分が塗装面に残り、シミとなった状態です。イオンデポジットを放置すると、塗装面に白い斑点のようなシミが残り、除去が難しくなることがあります。

イオンデポジットは塗装表面のクリア層を傷め、最終的には塗装の剥がれにつながりかねません。イオンデポジットを防ぐためには、洗車後に丁寧に拭き取ることや、ボディコーティングを施して塗装を保護することが効果的です。

ウォータースポット

ウォータースポットは、イオンデポジットがさらに進行し、塗装内部にまで侵食した状態です。この状態になると、表面を拭くだけでは取り除けず、研磨作業が必要になる場合があります。

ウォータースポットができると、塗装の光沢が失われ、車全体の美観を損なうだけでなく、塗装剥がれの原因になりかねません。晴天の日に洗車をする際は、迅速に拭き取りましょう。

車の塗装剥がれを放置するとどうなる?

車の塗装剥がれを放置すると、見た目が悪くなるだけでなく、車のボディそのものに深刻なダメージを与えかねません。塗装は外部からのダメージを防ぐ役割を果たしており、剥がれた箇所を放置することで、腐食やさらなる劣化が進むリスクがあります。

放置した結果、修理費用が高額になる場合も少なくありません。ここでは、車の塗装剥がれを放置することによる悪影響について詳しく解説します。

サビの発生につながる

車の塗装剥がれを放置すると、最も懸念されるのがサビの発生です。剥がれた塗装部分は金属が露出しているため、水分や汚れが直接触れる状態になります。

この状態は、金属が酸化し、サビが発生する原因です。サビが進行すると、ボディ内部にまで損傷が広がり、車体構造に深刻な影響をおよぼす恐れがあります。

サビが広がると修復が難しくなり、修理範囲が拡大することになりかねません。ボディの重要な部分にサビが生じると、安全性に関わる重大な問題となることも考えられます。

塗装剥がれを見つけたら、早めに対応しましょう。

修理費用が高額になる

塗装剥がれを放置することで、修理費用が高額になるかもしれません。初期の小さな剥がれであれば、簡単な補修で済むことが多いのですが、放置することで損傷が拡大し、塗装範囲が広がります。さらに、サビが進行している場合は、塗装だけでなくボディの補修作業も必要になり、費用が数倍に膨らむケースもあるでしょう。

また、放置による塗装剥がれが複数箇所に広がると、全体的な塗装や部品交換が必要になる場合があります。このような場合、部品の取り寄せや広範囲の作業が必要となるため、修理にかかる時間やコストも増加する傾向です。

修理費用が高額になるのを避けるためにも、早めに修理を行いましょう。

こちらの記事では、板金修理の相場について解説しています。修理の内容や費用を抑えるポイントも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

車の塗装が剥げたときの応急処置

小さな剥がれや傷であれば、自分でできる対処法がいくつかあります。車の塗装が剥げた場合、すぐに修理に出せない時でも、簡単な応急処置を施すことでさらなる劣化を防ぐことが可能です。

ここでは、タッチペンの活用方法や、実際には塗料が付着しているだけの場合の確認手順について解説します。

タッチペンを使う

塗装が剥がれた箇所に対する最も手軽な応急処置は、タッチペンを使う方法です。市販されているタッチペンは、車のカラーコードに合うものを選べば簡単に使用できます。小さな剥がれであれば、点状に塗ることで剥がれた部分をカバーし、水分や汚れが浸入するのを防ぐことが可能です。

タッチペンを使用する際は、まず傷口周辺の汚れをしっかり落とし、乾燥させましょう。汚れが残っていると塗料が定着しにくく、仕上がりが悪くなる原因となります。

ただし、タッチペンはあくまでも応急処置であり、完全な修復ではありません。広範囲の剥がれや深い傷がある場合は、早めに専門業者に修理を依頼しましょう。

塗料がついているだけの場合もある

塗装が剥がれたように見える場合でも、実際には他の車などの塗料が付着しているだけのケースがあります。この場合、塗装剥がれとは異なり、比較的簡単に修復が可能です。傷の表面をよく観察し、自分の車の塗装色とは異なる塗料が付着しているかを確認しましょう。

相手の塗料が付いているだけの場合は、シンナーや専用のクリーナーを用いて除去できます。使用する際には、少量をやわらかい布に染み込ませ、軽く擦るようにして取り除きます。ただし、強く擦りすぎると自車の塗装面を傷つける恐れがあるため注意が必要です。

この方法で解決しない場合や、自信が持てない場合は無理をせず、プロの業者に相談しましょう。プロに依頼することで、塗装面をよりよい状態に保てます。

こちらの記事では、板金塗装について解説しています。作業内容や板金塗装が必要になる車の状況も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

車の塗装剥がれは自分で修理できる?

車の塗装剥がれは、その程度や範囲によって自分で修理できる場合もあります。ただし、仕上がりの質や修理の難易度には大きな違いがあるため、状況に応じた適切な方法を選ぶことが重要です。

ここでは、剥がれの程度に応じた具体的な修理方法と、プロに依頼するべきケースについて解説します。

軽度ならタッチペン

小さな傷や塗装剥がれは、タッチペンを使用することで簡単に応急処置が可能です。タッチペンはカー用品店やオンラインショップで購入でき、車のカラーコードに合ったものを選ぶことで色の違和感を軽減できます。

使用する際は、まず剥がれた部分や傷周辺の汚れをしっかり洗い、乾燥させることが大切です。タッチペンを使って剥がれた部分を点で埋めるように塗り、塗装が乾燥するまで触らないようにしましょう。

ただし、タッチペンは広い範囲には向いていません。あくまで軽微な剥がれへの対応に留めましょう。

中度ならスプレー

剥がれの範囲がやや広い場合は、スプレー塗装が適しています。スプレーは広い面積を均一に塗装できるため、タッチペンでは対応しきれない場合に役立つでしょう。

スプレーを使用するには事前準備が重要です。まず、剥がれた部分の周囲をサンドペーパーで滑らかにし、塗装しやすい状態に整えましょう。

その後、マスキングテープで塗装が不要な箇所をしっかり覆い、プライマーを下地として塗布します。その上からスプレーでカラー塗装を行い、仕上げにクリアコートを重ねることで塗装を保護してください。

スプレー塗装は比較的広い範囲に対応できますが、色ムラを防ぐためには手順通りに行うことが必要です。

重度ならローラーなど

塗装剥がれが広範囲におよぶ場合や、深い傷がある場合は、ローラーを使った塗装が必要です。この方法では、専用の塗料やクリアコートを使用し、大面積を一度にカバーします。

ローラーを使用する塗装は初心者には難易度が高いため、経験がない場合は慎重に進めましょう。具体的には、塗装の準備として表面を滑らかに整える「足付け」を行い、塗料と硬化剤を混ぜて均一に塗布します。

塗装の厚みを均一に保つことが重要で、乾燥の間にムラができないよう注意してください。

プロに依頼するのがおすすめ

広範囲の塗装剥がれや深刻なダメージがある場合は、プロに依頼するのが最も確実な方法です。ディーラーや専門業者では、色合わせや仕上がりにこだわった修理が可能で、DIYでは再現が難しい美しい仕上がりが期待できます。

プロに依頼する場合は、修理範囲や車種によって費用が異なりますが、小さな部分塗装から大規模な全塗装まで対応可能です。業者によっては短期間で修理が完了し、代車を用意してくれる場合もあります。日常的に車を使用する方にも安心です。

ピッカーズでは、板金の修理事例について紹介しています。地域と修理事例を絞り込むと希望の修理事例が一覧で確認可能です。あわせてご覧ください。

車の塗装剥がれの修理費用

車の塗装剥がれを修理する際、選択肢としてDIY、自動車専門業者への依頼、そしてメーカー保証や保険の利用があります。

選択肢ごとに異なる修理費用の目安やメリットを理解しておきましょう。

自分で修理した場合

DIYで塗装剥がれを修理する場合、工賃が発生しないため比較的安価に済ませることが可能です。必要なアイテムとしては、タッチペンやスプレー塗料、脱脂剤、サンドペーパー、マスキングテープなどが挙げられます。これらの道具は、カー用品店やオンラインで数千円程度で揃うでしょう。

ただし、DIYでは塗装の仕上がりがプロと比較してよくない場合が多く、色ムラや塗料の厚みが均一に仕上がらない点に注意が必要です。また、修理箇所が広範囲におよぶ場合や深い傷がある場合は、必要な準備や作業が増え、DIYの範囲を超えるかもしれません。

費用を抑えたい場合、DIYは有効な選択肢ですが、仕上がりの品質には限界があります。

専門業者に依頼した場合

専門業者に依頼する場合、費用は修理箇所の範囲や車種、塗装の種類によって異なります。小さな部分塗装であれば、1万円から3万円程度が一般的な相場です。しかし、広範囲の修理や全塗装が必要な場合は、10万円以上に達することもあります。

プロの業者に依頼する最大の利点は、仕上がりの美しさと耐久性です。とくに色合わせや均一な塗装技術はDIYでは再現が難しいため、車の価値を保ちたい場合には専門業者への依頼が適しています。

業者によっては、修理中に代車を用意してくれるため、日常的に車を使用する方にも便利です。

メーカー保証や車両保険を確認

車の塗装剥がれがメーカーの保証期間内であれば、無償で修理を受けられる場合があります。とくに、明らかな製造上の欠陥が原因と判断される場合には、保証が適用されるケースが一般的です。しかし、経年劣化や自己過失が原因の塗装剥がれには適用されないことが多いため、保証内容を確認しておきましょう。

車両保険に加入している場合、事故などが原因の塗装剥がれについては保険を利用して修理費用を補填できる可能性があります。保険を利用する際には、免責金額や翌年の保険料上昇といった影響も考慮し、慎重に判断しましょう。

ピッカーズでは、電話・ネットで来店のご予約ができます。希望店舗や来店希望日も選べます。無料でお見積りも可能です。ぜひ、ご覧ください。

まとめ

車の塗装剥がれは、美観を損なうだけでなく、放置することでサビの発生や修理費用の増加といった深刻な問題を引き起こします。早期に適切な対処を行うことで、車の価値や耐久性を維持することが可能です。

車の塗装剥がれの修理は、ピッカーズがおすすめです。ピッカーズでは、独自の修理技術と効率化された作業工程により、高品質な仕上がりを維持しながらコストを抑えられます。

ピッカーズは、車の塗装や傷修理を迅速かつリーズナブルに提供する専門サービスです。無料見積もりサービスもあり、修理内容や費用についても安心して相談できます。

忙しい方にも適したスピーディな対応が可能です。代車を用意できる場合もあります。愛車の美観を保つサポートは、ぜひピッカーズにお任せください。

ピッカーズは、全国に約1400店舗を展開しており、主にガソリンスタンドでの運営が多いことから、給油の際にご相談いただくこともできます。お近くのピッカーズへお気軽にお問い合わせください。